『ポケカ』ズガドーンとトラウマ

ジム戦でまさかの兄弟対決ができるとは夢にも思っていなかった。

そして決勝戦!

前回始まる前に小さな戦士にぼそっと『金かかってそうなデッキだな…』と一言言われたがメンタルが強いおれにはか…関係ない…よ…ぶわぁ

それはさておき

お互いデッキの中身を知っている。

末っ子は小ズガをメインにしたと思われる炎デッキ!

火の玉サーカスで手札の炎エネをトラッシュ に送ってその枚数×50ダメージ…鬼のような一枚だ。

炎エネルギーを持ってくる手段は沢山ある。

この三枚を使えばやりたい放題だ。

始めた頃に炎デッキにコテンパンにされてから炎デッキのトラウマが染み付いてしまい、今でもビクビクしてしまう。こわや。

しかしこちらはドラパルトVデッキ!

ズガドーンのHP120はVMAXに進化してしまえばワンパンライン!

こちらが有利に代わりない…ニヤニヤしてしまう。

しかし…レシリザやリザードンVやらキュウコンVまて確認はしている。色々なことやられそうで油断ならない!

そしてその時は始まった。

こちらはドラパルトV!

末っ子はズガドーン!

末っ子先行!ベンチにジラーチを出してくる!

『ジラーチだと…』

ニヤニヤしてる末っ子に恐怖を覚えながらエスケープボードを願い星で拾って来て逃げる。ズガドーンにエネを貼ってターンエンド!

『俺のターン』

俺は山札から一枚引きニヤニヤが止まらない。

『ブルーの探索!山札から後出しハンマーを持ってくる!』

末っ子の顔が『はっ!』とした顔をした。

俺はすかさず後出しハンマーを出しズガドーンのエネを割る!

『これだ!これをやりたかったんだ!』

悔しそうな末っ子を見ながらニヤニヤしているが。なぜか末っ子の目の奥に絶望の色をしていなかった…むしろ希望すら持っている…

なんなんだ。何が起こる?ターンエンド!

『俺のターン!!!』

意気揚々と山札から1枚めくる!

『溶接工!』

このカードだ…俺を絶望に追い込んだ1枚…ポケモンに炎エネを2枚付けならが更に山札から3枚持ってこれるってチートすぎる…

おれは恐怖で震えている。そんなおれを見ながら奴は加速していく!

『溶接工でエネルギーを1枚ズガドーンに付けます!3枚引きます』

『ズガドーンのブレイザーを使います!』

そう言うとサイドをめくり炎エネじゃなくドラパルトに1点乗って来た。

命拾いをした。あそこでドラパルトを落とされていたらおれは終わっていた。

しかし奴の目が濁ることはない。

心を折るにはどうしたら…

『俺のターン』

『ドラパルトをVMXに進化!そしてエネをつけてズガドーン落とします!』

その時だ!奴の口からある言葉が漏れた。

『やべっ』

おれは聞き逃さなかった!

そして目が泳ぎ出した!

おれは勝ちを確信した。

その後のことは言うまでもなく。ひたすら攻撃をしてどんどん倒していきサイドを6枚取っておれは勝った。

しかし末っ子もこちらのサイドを3枚取って健闘してきた!

実に良いデッキだった!経験値の差で勝ったと言わざるを得ない。

この負けで末っ子はさらなる進化を遂げるか、やめてしまうかどっちかは分からないがなぜか清々しい顔をしていた。

そのあとお互いに礼をし結果をお店の人に言い試合が終わった。

『優勝は兄!準優勝は末っ子!3位は小さな戦士!』

おれは満足そうな顔をして優勝の3パックをもらった!

末っ子もなんだか嬉しそうだ。

今度また誘ってジム戦に行きたいものだ。

『……。』

何か聞こえた?

『か……な?』

空耳か?またおれの中のジャバウォックが出て来たか?

その時おれはしっかりと聞こえた!

『金かかってそうだな、そのデッキ!』

末っ子がはっきりと言った

しかしおれは何も聞いてないふりをしてお店を後にした。

優勝…素敵な響きだ!

暑い日差しが心地よい夏のあった。

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