ポケモン

『ポケカ』ポケモンカードと兄弟

今日もお客が来ない…いや…いるにはいるんだがアレはうちの兄と弟だ…

最近はお店の開店と同時にほぼ毎日のように来て、コーヒーだけで何時間も入り浸っている…。

オレはとある珈琲屋の亭主、

『コーヒーが大好きという理由だけで店を開いてみた!』といういきあたりばったりな企画をひとりで遂行してみたが…。

やはりお客は来ない…。

来るのは兄弟のみと言う現実…。

それはさておき…

兄が何やら工房がどうたらこうたら攻防がどうたらよく分からないことを言い出したが手伝えば報酬がもらえるみたいだ…

まぁ…お店はこんなだし…断る理由も特に…ないし…。

やる!!!

なにをするのかはまだ不明だけど、言われたことやっておけば報酬はもらえるからな…。

そのお金でポケカを買おう…。

頭の中はポケカでいっぱいだ。(お店?なんのことだ?美味しいのか?)

彼らはクリエーターだおれは何もしなくても勝手にやっていくだろう…。

何か言われたらそっとコーヒーでも出しておけばあいつらは喜ぶからなぁ。

それよりもなによりも今はポケカ!

どうやって兄弟をポケカに引き込むか…そればかり考えていたら楽しすぎてにやにやしてしまう..

しかし問題はあいつらだ…

長兄はポケモンのゲームはするが色違いをひたすら探したり図鑑を埋めたりするただのコレクター。ポケカはやらん!と言ってくる始末。

弟はポケモンというコンテンツをほぼ興味なし。しかしゲームでは弟には勝てない!天性のものを持っているんだろうな。うらやましい

くくく…布教する前にすでに敗北しているな。

くくく…笑いが止まりませぬ。

しかし!つい先日スターターVデッキというとんでもないものが出た!

なんと500円でカードが60枚入って箱から出した時点で対戦ができる!

さらに9種類!

くくく…これで彼らが動かないわけない…早速デッキを買って渡そう。いやまずはどんながカードが入っているかしっかり確認しなくては!

何事も準備が大事!

手始めに弟に買わせよう。うんそうしよう。

そんなおれはあいつらにポケモンカードを布教していこうと思う。

愛ゆえに。