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アニメ『東京マグニチュード8.0』で涙する

兄弟モノや家族モノの感動アニメにはめっぽう弱い!

『東京マグニチュード8.0』を観た。

主人公は未来(みらい)中学1年の女の子。今まさに反抗期真っ最中!夏休みの中、両親に弟が行きたがっているロボット展に連れて行って欲しいと頼まれる。弟の面倒を押し付けられて文句を言いながらも弟と2人、お台場に出かける。

弟は小学3年生の悠貴(ゆうき)明るく、賢い男の子。お姉ちゃん大好きだけど、姉はいつも不機嫌で携帯ばかり弄っているので少しさみしく感じていた。

出掛けた先のお台場で未来は、弟の面倒を見ながら携帯メールに文字を打ち込む…。


「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」

その時、大地震が起こる。

地面は揺れ、東京タワーは崩壊して、道路は砕け落ちる。震度8.0大地震だった。今までの活気ある街並みは一瞬ですがたを変え、崩壊した東京に姉弟は2人放り出された。

この物語は全11話で完結する。

アニメの製作として、実際に東京の真ん中に震度8.0の地震が起きた事を想定してCG処理で再現している。建物の崩壊の様は本当にリアルだった。

厨二アニメみたいな特殊能力はこの2人には当然ない。現実に大震災が起こった時、どうなるのか?どうすればいいのか?子供2人では全く対応できない。そんな中2人が出会うのが32歳のシングルマザーの真理(まり)だった。

震災の状況下、死と隣り合わせで、姉弟が助け合って困難を切り開いていく様子はハラハラものだ。

なんと言っても8歳のユウキが健気でお姉ちゃんの事をいつも気にかける。小さくても男の子してるシーンは勇気づけられた。

前半はハラハラ感で捲し立てて、中盤で兄弟の絆を、クライマックスでは涙でアニメ見れませんでした。

原作は無く、オリジナルアニメーションとなっており、レンタルでDVDかBlu-rayを観るしか方法はない。

終戦記念日に「火垂るの墓」の再放送を毎年見るけど、この作品は大震災の慰霊作品として後世に残る名作だと思ってる。

一度、時間があれば見て欲しい作品です。