少し涼しくなってきた夏の午後
アイスコーヒーを淹れていると彼は現れた。そうウンベだ!
ウンベはいつになく青白い顔をしている。何か思い詰めた表情だ。
話を聞くと
『リザードン争奪戦のことを思うと不安で仕方ないんだ』
彼は色々な所に飛び回っているのでなかなか時間が作れなかったそうだ。
その間に時間を作ってカードリストと優勝レシピは頭の中に叩き込んだらしい。
そこまでしても不安に駆られると言うのは争奪戦のプレッシャーはすごいと感じた。
アイスコーヒーを出し少し話をしていると末っ子が肩をユッサユッサゆすりながらお店に入ってきた。
何か嬉しいことがあったのかウンベに軽く『ナマステ〜』と言いカウンターに座った。
『リザードン争奪戦の0回戦突破した!』
満面の笑みで笑っている。ウンベとは対照的だ。しかしウンベも嬉しそうに一緒に喜んでいた。
今回応募が先着順であり応募が殺到して公式のページが繋がりにくくなり、サイトにすら入れない状態が続き、
更にその中でなお選ばれし勇者がエントリーページにたどり着き応募できると言う争奪戦が試合の前に繰り広げられていたのだ。
それをみな0回戦と呼ぶのである。
是が非でも末っ子には頑張ってほしい。
しかしいつの間に応募してたんだ。
そんなことはさておき、
3人で集めた情報を出し合いった。

3人とも一致してマッギョである。
やはりこのシールド戦で強いと言われているザルードV!
このポケモンをマッギョ一体でなんとかなってしまうと言うほど強いとネットがざわついている。
それは特性である。『はんげき』これは攻撃してきた相手に対してダメカンを3点乗せるという特性。
そしてエネ無色3つで9点のせなお逃さないと言う強技!
これを当てはめると

ザルードVのHPが210!
マッギョが先にザルードを殴り9点乗せる。そのあとポケモン入れ替えがない限り逃げられない。
仕方なくザルードのジャングルライズで攻撃する!
しかしマッギョは『抵抗』を持っており草の攻撃を-30するそしてザルードに3点乗る。
その返しでマッギョの攻撃で90+30+90でちょうど210でザルードVを落とすことができる。
ザルードに対して強く出れるのが素晴らしいと思う。
しかしモーモーチーズやらで打点を調整されてしまう可能性もあるので一概には言えない。
しかし一つの案としてマッギョのことを考えるとピン挿でも入れておくのがベターな気がする。
その話をしているとウンベの表情が少し明るくなってきた。
あと1週間を切ったから楽しんで争奪戦をやってもらえたら嬉しい。
今度兄に買ってもらった伝説の鼓動のBOXを末っ子と開封してみよう。
開封動画撮ってみた!やってみよう。