ポケモン

『ポケカ』マッドパーティと牛乳

ポケカとは楽しむものでもあり、時に悔しくもあり、勝ち負けの勝負の世界である。

どんなに幼くてもどんなに歳老いていても、60枚のカードとルールさえ覚えていれば歳なんて関係ない。

ましてや相手は日本だけではなく世界の人達がやっているのである。

そんなポケカの虜になってしまったことが誇らしい。

そんなことはさておき

最近お店にお客さんが増えた。

その子はまだポケカを初めて間もないのだが少し教えるだけでどんどん知識を吸収していってしまう。

負ければ悔しくて泣くし、勝てば嬉しそうに笑う。

その経験からデッキを調整して何度も挑んでくる。

ここまで純粋にポケカをやっている相手と対戦をするのは本当に楽しい。

その子が扱うデッキは

『マッドパーティ』

ホルビー.ポットデス.デデンネ.バリコオル。ほぼその四体で構成されている。

カード自体はキラキラもしてない、ただただ普通のノーマルカードだ。

しかしマッドパーティの凄いところは、トラッシュ にマッドパーティの技を持つポケモンが落ちれば落ちるほど技の威力がどんどん上がってくると言うやばい技である。

5枚落ちれば100ダメージ

10枚落ちれば200ダメージ

15枚落ちれば300ダメージとどんどん威力が上がってくる。

そしてエネルギーはツインエネルギーをホルビーにつけるだけ。

ポットデスに進化すればトリプル加速エネルギーも付けれるようになる。

ポットデスが進化したら『ティーブレイク』でマッドパーティの技を持つカードを一枚トラッシュ に送りつつ山札から2枚ドローできる凄い特性。

どんどんトラッシュ に送ってエネつけて殴るだけ!すごくシンプルな上に強いときたもんだ。

しかし実際このデッキを回してみると分かるのだがシンプルながら頭を使う。

次のポケモンを用意しながら何ターンで相手のポケモンを倒してとかエネ管理とか色々頭を使う。

楽しいと言うだけでマッドパーティを使いこなすこの子は本当にすごいと思う。

ちなみにベンチバリアのミュウを勧めたところ、その日からおれのインテレオンデッキでは負け続ける日々…。

負けず嫌いなおれはまたデッキを調整して戦いを挑む。相手も負けたら調整して挑みにくる。

対面に人がいて同じ趣味を持ったライバルがいるだけでどれだけ幸せだろう。

競技としてやる人もいればカジュアルにやる人もいる。

出来ればどちらも楽しめるようにやれるのが一番いいと思う。

対面にいるのはあなたと同じポケカを愛するプレイヤーなのだからぁぁぁぁぁ!

とみんなが思えば嫌な思いもすることはないし、平和でどんどんプレイヤーが増えていくと思う。

色々弟から話を聞いて思った事を言ってしまった。楽しくやろーよ。

そんなこんなで

そしてマッドパーティ使いは決まって腰に手をやり牛乳を一気飲みして帰っていく。

ここは温泉ではないんだけどなぁ。

そんなことよりも兄も弟もスタートデッキ卒業しないかな…。