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『アニメ』刀語(かたながたり)感想

アニメ『刀語』(かたながたり)が気になっていたので観た。

中年にて中二の私にはたまらない作品だった。

概要

この作品の原作は小説『刀語』を元に2010年1月からアニメ化され放映された作品で、全12話。驚くのが一話が1時間ある!

しかも当時は1ヶ月に一話放映され、一年かけて全話放映されたという、特殊なアニメだった。

一話が1時間、まるで大河ドラマを1ヶ月おきに観られたということだ。

原作は小説でもアニメでも有名な西尾維新先生

アニメ『化物語』の原作者だった方で、この刀語はアニメ化第2弾という事になる。

あらすじと登場人物

昔、戦乱の時代に、ある刀鍛冶の作った1000本の刀があった。戦況はその刀をいくつ持っているかで優劣されるほどでもあった。

現在、戦は終わり尾張幕府によって国は統治されている。しかし尾張将軍は1000本の刀の力を恐れて「刀狩り令」を打ち出し988本の刀を集める事に成功する。

しかし残りの12本の刀こそ、伝説の刀鍛冶士  四季崎記紀(しきざききき)が988本の試作品を元に作り出された完成形変体刀だった。

幕府の命により12本の刀集めを受けた奇策士のとがめは刀集めの協力者を募るべく刀を使わない剣士の鑢七花(やすりしちか)の住む島に向かうのであった。

二人は出会い、刀集めの旅に出る…。

メインとなる登場人物は2人。

刀を使わない剣士、虚刀流(きょとうりゅう)7代目当主の鑢七花(やすりしちか)

幕府の命により刀集めをしている      奇策士のとがめ

この2人が全国をまわり、刀集めをしていく物語である。

個人的感想

この物語は分かりやすい!これに尽きる!

七花ととがめの2人が12本の刀を集める旅。

当然12本の刀には所持者が12人存在している。

刀は12本名銘されていて、刀の名前がそれぞれシビれるネーミング!厨二の私にはたまらない

一話一話のタイトルが刀の名前になっていて、全12話で構成されている。

原作の西尾維新先生だけあって、伏線ばらまいてキチンと回収。ここだけでも気持ちいいのに、刀を回収する際の奇策士とがめの作戦もまた毎回楽しみでスカッと気持ちの良いモノになっている。

設定が分かりやすくて、やることもハッキリしている。七花ととがめの掛け合いも楽しい。

私自身、『刀』は大好物なので、タイトルから見ない選択肢は無いというくらいの作品だった。

最後に

すべて見終わった私がいうのもなんだが、初めは失礼ながら『絵』がどうも好きに慣れなくて気にはなっているものの実際見るまでに『でも絵がなぁ〜⁉︎』みたいな事を言ってた気がする。

一話見てしまえば、それは杞憂だと知るだろう。今やなんの問題もない。むしろこの絵好きくらいになってる。

最初からそんな事思ってない方にはスミマセン何でも無いです。…。

設定が…とかいうとウザいアニメオタクっぽくて恐縮ですが、ストーリーの設定がシンプルでとても分かりやすく、面白い!

そんなアニメを探している人には是非おすすめしたい作品だと思います。