工房と次男坊

渋い顔をし続けている梅干三男と、にらめっこすること2分…

ち、しかたない。

したくないが、報酬の話をせざるを得なくなった。報酬が毎月入ること、金額がひとり『¥5000』である事。

三男「やる!すごいやるから¥10000/月にして!」

チョロ蔵は堕ちた…あとは…。

もう1人の弟がドアを開けた。

紹介からだな…。三兄弟の次男、コーヒー屋の亭主をしてる、料理もそこそこうまい!

店の名前、『Debug Coffee Company』

f:id:GUILDONE:20200613113617j:image

ランチでもやれば儲かるのに、珈琲以外メニューがないときた…

トーストやサンドウィッチを出そうかメニューの選択に迷ってるとか、どうとかなんとか言ってる。

なんか用か?と聞いてきた満面のヒゲ顔に

言うぞ〜、聞くぞ〜

長男「工房やろうと思ってんだけど…」

次男「パンのか?」

『パぁぁンんん!!きたぁぁ!!』

やっぱり工房が何か分かってねぇ!

絶対コイツは酵母と間違えてやがる

あまつさえ私の予想通り食べ物とは…

パン?…っくくく…うい奴め!うい奴めぇぇ!!

コホン、とひとつ咳払い。

無知であることは悪くない…

無知でいることが悪いのだ…

弟の無知に私が今、鞭を入れるのだ!

パン好きの食いしん坊さんの肩を叩き、

「おい、イースト菌くん、工房ってのはな…」私が口を開きかけたとき…

三男「で、武器何作るの?」

次男「酵母だからパン作るんでしょ?ん?

作る…ところ?…酵母が?」

三男「ものづくり、いいねえ」

「攻防とは…たたかう…」

次男「店の名前とか考えてるの?」

その言葉に三男が目をキラキラさせながら言った。

三男『外国人がさぁ、モノ作った時に「ダンッ!」

とか言うじゃん⁉︎  』

三男『あの”DONE”をもじって“ドーン“にしない?「できたぁ!」みたいな感じ、良くね?』

そんなキラキラしてる弟をどの世界の兄貴達が

止められようか…。工房ドーンの誕生の瞬間だった…。

長男「じ…じゃあ工房ドーンで…」

ゴールした後、突然次男が走り出す。

次男「ギルドの工房ドーンをかけてさぁ、

【GUILD】+【DONE】で【GUILDONE】

ギルドーンって良くね?」

弟達の笑顔の眩しさにクラクラしてもう、

世界なんてどうでも良くなった…。

そして、この後、工房の名前は『GUILDONE』と名乗ることになる。

もうお腹いっぱいで、眩しさにクラクラしながら、キラキラ達の会話に相槌を適当に打っていたら、店の看板を私が作ることになっていた…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました