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『アニメ』四畳半神話体系で大学生活に想いを馳せる。

また観てしまった…。

私が愛するアニメのひとつ『四畳半神話体系』

全12話のアニメだが、いつも見始めると一気に最後まで観続けてしまう。高卒の私が大学生とはこういうものなのか?と間違った見解を思い描いてしまう物語である。

あらすじ

大学三回生の「私」は、薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも無意義な2年間を過ごしてきた。

入学した時に数あるサークルの中からテニスサークルを選ぶが、会話も出来ずに居場所を失くしていく。

そこで同じ様な境遇の小津と出会い、サークル内外で人の恋路を邪魔をする「黒いキューピット」の悪名を轟かせることに。

小津と出会わなければ黒髪の乙女と薔薇色の人生を送っていたに違いない! 

もしあの時違うサークルを選んでいたならば……。

作品の概要と登場人物

主人公の「私」は下鴨幽水荘の四畳半に住む大学3回生、ある日出会った「小津」に絡まれ、大学のキャンパスライフが大きく惑わされる。というお話。

原作は森見登美彦先生の「四畳半神話体系」

アニメの一話ごとに「私」は大学のサークルに入る。ヒロインの明石さんや悪友の小津に出会い、結末を迎える。

『もし、別のサークルに入っていたならば⁉︎』と物語の最後にタイムリープしてまた最初に戻る。これを12話繰り返す。

当然、前話との話もうまくつながっているし、取り巻く登場人物もクセモノだらけ。物語としてSF好きにも楽しんでもらえるだろう。

個人的感想

私がこのアニメをついつい観てしまうのはなんと言っても「私」の話し方、ナレーション、言葉遣いがほんとに淡々としていて、早口かつテンポが良い。

聞いていて「そんな言い回しが⁉︎」と思わされたり、プッと吹き出したりしてしまう。夢中になってるうちに最終話を見終わってた。なんて事になっている。

最近のアニメで「化物語シリーズ」を観て、好きになった方にはたまらない作品だと言わせてもらいたい。

言葉の掛け合いが楽しいし、ストーリーとしてもしっかり芯ができている。

見終わった後には、スッキリ微笑んで、第一話をまた見始めるだろう。

最後に

アニメ自体は2010年に放送されたものだ。

見ててもアニメの画風がシンプルでレトロだが古さを感じない。

同著者による2017年に劇場版アニメとして公開された『夜は短し歩けよ乙女』も同アニメ監督にて手掛けられている。

できれば是非、四畳半神話体系を観た後にこの映画も見てもらえれば、微妙に登場人物がリンクしてるので楽しさが増すこと請け合いである。

四畳半神話体系…大学生活を知らない私が、いくつものキャンパスライフを楽しむためにDVD全巻揃えて側に置いておきたい一品だ。